宅建試験の合格率は?2025年度18.7%と過去10年の合格点

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宅建試験の合格率は本当に低い?過去10年の推移と合格のリアルを徹底分析

「宅建の合格率は低いと聞くけれど、実際は何%?」「独学でも合格できる?」と気になっていませんか?

最新の確定結果である2025年度の宅建試験は、受験者245,462人、合格者45,821人、合格率18.7%でした。一般受験者の合格基準点は50問中33点です。

ただし、18.7%は、2025年度に実際に受験した人全体の結果です。あなた自身の合格確率を示す数字ではありません。登録講習修了者、独学者、資格講座の受講者も、同じ意味の集団ではありません。

この記事では、RETIO(一般財団法人 不動産適正取引推進機構)の公式資料をもとに、最新結果、過去10年の推移、合格基準点、5問免除、独学・講座別合格率の注意点を整理します。

最初に確認

  • 最新の確定結果:2025年度、合格率18.7%、一般受験者の合格基準点33点
  • 2026年度試験:2026年10月18日(日)に実施
  • 2026年度合格発表:2026年11月25日(水)と案内
  • 2026年度は試験終了。合格率・合格点は11月25日の発表前で未確定
  • 2026年度の受験申込期間は終了済み

確認日:2026年10月20日。2026年度の合格率・合格点は11月25日の発表前です。最新情報はRETIO「宅建試験」で再確認してください。

目次

2025年度の宅建合格率は18.7%

RETIOが公表した2025年度試験の結果は次のとおりです。

項目 2025年度の結果
申込者数 306,099人
受験者数 245,462人
合格者数 45,821人
合格率 18.7%
一般受験者の合格基準点 50問中33点
登録講習修了者の合格基準点 45問中28点
出典:RETIO「試験実施概況(令和7年度以前10年間)」

合格率は、合格者数45,821人を受験者数245,462人で割った割合です。申込者全員を分母にした数字ではありません。2025年度の受験率は80.2%で、申込者と受験者にも差があります。

この違いを確認せずに「申込者のうち何人受かったか」と読むと、合格率の意味を取り違えてしまいます。

宅建合格率と合格点の過去10年推移

RETIOが公開する2016〜2025年度の結果を表にまとめました。2020年度と2021年度は、試験が10月と12月に分かれて実施されたため、それぞれ別の行にしています。

年度 受験者数 合格者数 合格率 一般基準点 登録講習修了者基準点
2025 245,462人 45,821人 18.7% 33/50点 28/45点
2024 241,436人 44,992人 18.6% 37/50点 32/45点
2023 233,276人 40,025人 17.2% 36/50点 31/45点
2022 226,048人 38,525人 17.0% 36/50点 31/45点
2021(12月) 24,965人 3,892人 15.6% 34/50点 実施なし
2021(10月) 209,749人 37,579人 17.9% 34/50点 29/45点
2020(12月) 35,261人 4,610人 13.1% 36/50点 31/45点
2020(10月) 168,989人 29,728人 17.6% 38/50点 33/45点
2019 220,797人 37,481人 17.0% 35/50点 30/45点
2018 213,993人 33,360人 15.6% 37/50点 32/45点
2017 209,354人 32,644人 15.6% 35/50点 30/45点
2016 198,463人 30,589人 15.4% 35/50点 30/45点
出典:RETIO「試験実施概況(令和7年度以前10年間)」

2021年度12月試験の登録講習修了者基準点は、RETIOの公式表で「-」とされているため、本表では「実施なし」と表記しています。

過去10年度を見ると、実施回ごとの合格率と基準点は変動しています。特に2020・2021年度は同じ年度内に2回の試験があるため、一方だけを使ったグラフや、合算した率をほかの年度と並べる場合は、集計方法を確認する必要があります。

POINT
合格率と合格基準点は別の数字です。合格率が高い年だから問題が簡単だった、基準点が低い年だから誰にとっても難しかった、と数字だけで断定することはできません。

2026年度の合格率・合格点は発表前

2026年度試験は、2026年10月18日(日)に実施されました。合格発表は11月25日(水)と案内されています。

2026年10月20日時点では合格発表前のため、2026年度の合格率、合格者数、合格基準点は未確定です。予想合格点を確定情報として扱わないようにしましょう。

2026年度の申込受付と試験は終了しています。次年度の試験日と申込期間は、実施公告後にRETIOの公式サイトで確認してください。

合格点は年度ごとに変わる

宅建試験では、合格発表時にその年度の合格基準点が公表されます。2025年度は33点、2024年度は37点でした。

過去の基準点は学習の目安になりますが、「過去最高が38点だから38点なら必ず合格」とは言い切れません。2026年度の基準点は、合格発表前の2026年10月20日時点では公表されていません。

過去問得点を確認するときの3点

  1. その年度の公式基準点と比べる
    別年度の基準点を当てはめず、問題と同じ年度の基準点を使います。
  2. 正解した理由を確認する
    正解番号を覚えただけの問題や、根拠なく当たった問題は、理解できた問題と分けます。
  3. 法改正を確認する
    RETIOは、過去問題が法改正により現在の法律と一致しない場合があると注意しています。受験年度に対応した解説と照合しましょう。

公式問題と正解番号は、RETIO「宅建試験の問題及び正解番号表」で確認できます。

登録講習修了者24.2%は「通信講座の合格率」ではない

2025年度の登録講習修了者は、受験者50,920人、合格者12,316人、合格率24.2%でした。これはRETIO「令和7年度宅地建物取引士資格試験結果の概要」の公式値です。

ただし、登録講習は一般的な宅建試験対策の通信講座・通学講座とは別です。宅地建物取引業に従事する方が対象となる制度で、修了試験に合格すると宅建試験の一部5問が免除されます。

区分 意味 2025年度の公式値
試験全体 一般受験者と登録講習修了者を含む受験者全体 18.7%
登録講習修了者 所定の登録講習を修了し、5問免除で受験した人 24.2%
独学者 市販教材等で試験対策をした人 RETIOは公表していない
試験対策講座の受講者 通信・通学等の資格試験対策講座を利用した人 RETIOは公表していない

なお、「一般受験者」は5問免除を受けない受験者の区分です。「独学者」と同じ意味ではありません。一般受験者には、独学の方も試験対策講座を利用した方も含まれます。

登録講習修了者の率が全体より高いことだけで、5問免除が原因だと断定することもできません。受験者の実務経験、準備状況など、集団の条件が違うためです。

登録講習の制度は、RETIO「登録講習について」で確認できます。

独学と通信講座の合格率は公式には比較できない

RETIOの試験結果は、独学、通信講座、通学講座といった学習方法別の合格率を公表していません。そのため、出典や集計条件を確認できない学習方法別の率を、試験全体の公式統計として扱うことはできません。

講座会社が自社受講者の合格率を公表する場合もありますが、次の条件を確認しなければ全国合格率や他社と比べられません。

  • 分母は申込者、受験者、回答者のどれか
  • 合否を回答しなかった人を含むか
  • 対象コースと必要な受講・学習条件は何か
  • 登録講習修了者を含むか
  • 対象年度と集計期間はいつか
  • 第三者が再計算できる人数・方法が開示されているか

独学か講座かは、根拠不明の合格率ではなく、法改正を自分で確認できるか、計画を作れるか、質問先が必要か、教材費・受講料を負担できるかで選びましょう。

合格率だけで宅建の難易度を断定できない理由

受験者の構成が毎年同じとは限らない

合格率は、その年に受験した人の結果です。法律学習経験、実務経験、再受験か初受験か、登録講習修了者かどうかなど、受験者の条件は同じではありません。

したがって、18.7%を「自分が受かる確率18.7%」と置き換えることはできません。

申込者と受験者は異なる

2025年度は申込者306,099人に対し、受験者は245,462人でした。合格率の分母は受験者です。

欠席理由や学習量は公式結果からわかりません。「記念受験が何%いる」「準備した人だけなら実質合格率は何%」という推定はできません。

試験方式と学ぶ範囲も見る必要がある

宅建試験は一般受験者が50問・四肢択一式を2時間で解きます。試験の基準は、宅地建物取引業に関する実用的な知識を有するかどうかです。

合格率だけでなく、出題範囲、問題形式、時間、年度別基準点、自分の現在の得点と誤答内容を一緒に見る方が、学習計画に役立ちます。

試験内容は、RETIO「宅建試験の概要」で確認できます。

合格率データを学習に活かす方法

  1. 最新の公式結果を確認する
    検索結果の抜粋だけでなく、RETIOの年度別表で合格率と基準点を確認します。
  2. 公式過去問を時間を測って解く
    一般受験者は2時間で50問です。得点と、最後まで解けたかを分けて記録します。
  3. その年度の基準点と比較する
    過去問と同じ年度の公式基準点を使い、別年度の点数を当てはめません。
  4. 誤答理由を分ける
    知識不足、制度の混同、読み違い、時間不足に分けて、次の学習内容を決めます。
  5. 現行法へ直す
    古い問題は法改正の影響を確認し、受験年度に対応した教材で見直します。

行動のヒント
合格率を見て安心・不安を決める前に、直近の公式問題を1回分解き、「何点だったか」「なぜ間違えたか」「2時間で終わったか」の3点を記録してみましょう。

よくある質問

宅建の最新合格率は何%ですか?

最新の確定結果は2025年度の18.7%です。受験者245,462人のうち45,821人が合格しました。

2026年度の合格率と合格点は何%・何点ですか?

2026年度試験は10月18日に実施されましたが、2026年10月20日時点では合格発表前のため未確定です。合格発表は11月25日と案内されています。

宅建の合格点は何点を目指せばよいですか?

合格基準点は年度ごとに変わり、2026年度の点数は合格発表前の2026年10月20日時点では公表されていません。過年度の基準点は参考にしつつ、公式過去問で選択肢の根拠を説明できる状態と、2時間で解く力を確認してください。

登録講習修了者の合格率が高いのは、通信講座が有利だからですか?

登録講習は一般の試験対策通信講座とは別制度です。宅地建物取引業に従事する方が対象で、修了者は5問免除を受けます。2025年度の登録講習修了者の合格率は24.2%ですが、この数字から通信講座全般の効果は判断できません。

独学の合格率は10%前後ですか?

RETIOは独学者の人数や合格率を公表していません。独学者の合格率を公式値として示すことはできません。

年齢や職業で合格率は変わりますか?

公開する場合は、対象年度、受験者数、合格者数、分母を確認する必要があります。2025年度結果の「不動産業33.2%」などは、合格者に占める職業別構成比であり、不動産業従事者の合格率ではありません。

まとめ:18.7%を自分の合格確率に置き換えない

2025年度の宅建試験は、合格率18.7%、一般受験者の合格基準点33点でした。過去10年度では、合格率も基準点も実施回ごとに動いています。

試験全体の合格率、登録講習修了者の合格率、独学・講座別の合格率は分けて考えましょう。独学と試験対策講座の公式比較データはありません。

合格率は試験の全体像を知る資料です。自分の学習判断には、公式過去問の得点、誤答理由、時間配分、現行法への対応を使ってください。

公式情報確認日:2026年10月20日。2026年度の結果発表後は、合格率、合格基準点、合格者数、過去10年表を更新してください。

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